男性にとって一番身近なスキンケアのひとつ、毎朝の髭剃り。
T字カミソリの刃を交換せずに肌荒れをしてしまった経験は無いでしょうか?
洗顔とT字カミソリ、どちらを先にすべきかご存知でしょうか?
シェービング剤4種類の特徴をご存知でしょうか?
順剃りと逆剃り、どちらが先がご存知でしょうか?
T字カミソリの寿命を長くする剃り方や保管方法をご存知でしょうか?
本記事では、T字カミソリの特徴と正しい髭の剃り方をポイントごとにまとめてみました。
おすすめのシェービング剤やT字カミソリ本体、髭剃り後に使用したいアフターシェーブローションや化粧水、オールインワンジェルについても紹介しています。
そもそもT字カミソリは電気シェーバーとどう違う?
始めに、T字カミソリと電気シェーバーでの髭剃りはどんなメリット・デメリットがあるのかを比較してみました。
T字カミソリのメリット
- 深剃り出来る
- 本体の価格が安い
T字カミソリの最大の特徴はやはり深く髭を剃ることが出来る点です。
深剃り出来ることで、すっきり感が強く、髭が濃い男性でも長時間髭を目立たなくすることが出来ます。

続いて、T字カミソリのデメリットを簡潔に紹介します。
T字カミソリのデメリット
- 肌荒れを起こしやすい
- 刃の交換がこまめに必要
- 保管方法を誤ると劣化が早い
主なT字カミソリのデメリットは、肌にかける負担が電気シェーバーと比べると強いという点です。
ただし、正しい剃り方をマスターし、刃の交換や保管方法も徹底することで、電気シェーバーよりも安く綺麗に髭を剃ることが出来ます。

こんな男性にT字カミソリはおすすめ
- 正しく髭剃りを実践出来る男性
- こまめな管理が出来る男性
- 敏感肌でない男性
3枚刃や5枚刃にはどんな違いがあるの?
T字カミソリや電気シェーバーの3枚刃や5枚刃は、基本的に刃の数が多いほうが肌にかかる圧力を分散させることが出来るため、肌に優しいです。

しかしその分、本体の価格が高くなる傾向があります。
電気シェーバーだと特に価格の差が大きいです。5枚刃だと髭の薄い男性にはオーバースペックになってしまうこともあるので、お財布と相談しながら選びましょう。
T字カミソリはそこまで価格に開きは無いので、基本的に5枚刃を選ぶと良いでしょう。
おすすめのT字カミソリはダントツで「ZEXT」
T字カミソリは有名ブランドとして「ジレット」「シック」「貝印」などがありますが、当サイトでイチオシのT字カミソリはダントツで「ZEXT」です。
聞き慣れないブランド名かとは思いますが、かのDMM,comグループが開発した、最新の技術を駆使した6枚刃T字カミソリです。
髭の濃さによってプランは変更すべきですが、一番月額の安いライトプランだと、500円で替刃を毎月2つ届けてくれます。
しかも、ZEXT本体は初回に無料でお届けしてくれるため、コスパが非常に良いです。
6枚刃やスムーサー、機能性トリマーを使用していて最高峰の品質のT字カミソリでありながら、コスパも良く、定期購入が可能なため常に衛生的に使用することが出来る、まさに良いとこ取りの製品です。

T字カミソリの正しい髭の剃り方・ポイント7つ
T字カミソリの正しい髭の剃り方で、押さえておきたいポイントを7つ紹介します。
下記ポイントをしっかり押さえられているかどうかで、剃り味を高めたり肌荒れ・カミソリ負けを防ぐ効果を見込めます。
是非しっかり覚えて、朝の髭剃りを快適にしていきましょう!
ポイント1:髭剃りのタイミングは起床後15~20分後
髭剃りをする際のタイミングは起床後すぐよりも、起床後15分~20分後がベストです。
起床後すぐだと顔がむくんでいて、髭が埋もれてしまっている状態となります。
顔のむくみが取れてから髭剃りを行うことが、肌荒れやカミソリ負けを防ぐ第一歩となります。

ポイント2:先に洗顔をしておく
乾いた髭の硬さは、銅線とほぼ同じくらいの硬度があると言われています。
そんな硬い髭に対して、いきなりT字カミソリを使用しても抵抗が強く、肌を傷つける要因になってしまいます。
しかし水分を含ませておくことで、髭が約40%ほど太く、柔らかくなります。
T字カミソリを使う際は、まず最初に洗顔をすることを忘れないようにしましょう。

正しい洗顔方法についてまとめた記事もあるので、併せて参考にして見て下さい。
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【保存版】メンズの洗顔方法!正しいタイミングや回数、順番とは?
あなたは正しい洗顔の方法をご存知でしょうか。 洗顔料が高級なものを使っていても、間違った方法をしているだけで肌へのダメージは蓄積されてしまいます。 適当に洗顔をしていたとしても、確かに肌の汚れを落とし ...
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もしくは蒸しタオルを当てるという方法も効果的です。
蒸しタオルは、ハンカチやタオルに水分を含ませて電子レンジで30秒ほどチンすれば出来上がります。
ポイント3:シェービング剤をたっぷり塗る
髭を剃りたい部分に、シェービング剤をたっぷりと塗りましょう。
このとき、髭が太い箇所から順に塗り始めると、シェービング剤をしっかり浸透させることが出来ます。
口髭→顎髭→頬髭の順でシェービング剤を塗ると良いでしょう。
シェービング剤はフォームタイプ、ジェルタイプ、ジェルフォームタイプ、オイルタイプと大きく4種類あります。
それぞれの特徴と、おすすめの商品は下記にて紹介しています。
ポイント4:最初は髭の目に沿って剃り始める
毛の流れに沿った順剃りを行い、髭を剃り始めましょう。
いきなり逆剃りすると、髭が伸びているところには抵抗が大きすぎて、肌へのダメージとなってしまいます。
シェービング剤を付けた順番とは逆に、頬髭→顎髭→口髭と剃っていきましょう。
ここで強くT字カミソリを押し付けたりしないよう注意しましょう。

ポイント5:逆剃りはストロークを最小限に抑える
順剃りで髭を短くし、それでも気になる箇所に関しては逆剃りを行います。
逆剃りを始める際、再度シェービング剤を付けるようにしましょう。

逆剃りする際のポイントとして、T字カミソリを持っていないほうの手で優しく肌を引き上げると、寝ている髭を起こすことが出来ます。
また、ストロークは順剃りの半分ほどに抑えて、肌への負担を最小限にすることを意識しましょう。
逆剃りは深くすっきり髭を剃れるのですが、肌への負担が順剃りより大きいということを覚えておきましょう。
ポイント6:刃を洗いながらシェービングする
特に髭の濃い方は、髭剃りしている最中に刃と刃の間に髭や泡が目詰まりしやすいです。
目詰まりすると多枚刃の意味が無くなってしまうので、大体1~3ストロークに一回、刃を洗いながら髭剃りしていきましょう。

目詰まりしたまま無理に髭剃りを続けると、刃が髭に引っかかってしまい、肌荒れやカミソリ負けの原因となってしまいます。
ポイント7:ぬるま湯で洗い流し、保湿を行う
一通り髭剃りが終わったら、冷水で細かい髭のカスやシェービング剤を洗い流しましょう。
ここは体温より少し低い36℃前後のぬるま湯を使い、開いた毛穴を閉じて引き締めましょう。
ここまでどんなに丁寧に髭剃りを行っていても、T字カミソリは刃を直接肌に当てるため、少なからず肌にダメージを与えています。
髭剃りが終わった後、必ず保湿をすることを忘れないようにしましょう。

化粧水のおすすめは、髭の生え変わりサイクルを遅くさせる「抑毛」効果を持つ、「プレミアムアフターシェイブローション」。
髭を生やしたい男性には不向きですが、毎日の髭剃りが煩わしいと感じている男性にはとてもおすすめの、アフターシェイブローションになります。
髭剃りに必須なシェービング剤4種類の特徴
髭剃りを行う際に必須といえる、シェービング剤4種類の特徴とおすすめ商品を紹介します。
フォームタイプ、ジェルタイプ、ジェルフォームタイプ、オイルタイプ、とあります。
フォームタイプの特徴とおすすめ商品
フォームタイプの特徴は泡が垂れることなく肌にとどまってくれるので、じっくり髭剃りを行いたい男性に向いています。
大きなメリットやデメリットが無いため、一番無難で万人に親しまれているタイプです。
ジェルタイプの特徴とおすすめ商品
ジェルタイプの大きな特徴は、透明で視認性が高いこと。
髭を伸ばしている男性にはジェルタイプ一択です。
髭を残す部分、残さない部分の境目をきっちりと剃っていきましょう。
ただ、デメリットとして塗りムラが出来やすいという点があります。
ジェルフォームタイプの特徴とおすすめ商品
シック Schick ハイドロ スキンディフェンス シェービングジェルフォーム 199g
フォームタイプ、ジェルタイプの両方の特徴を兼ね備えたジェルフォームタイプというものもあります。
塗りたてはジェルタイプのように透明ですが、時間が経つと少しずつ泡状になって来ます。
ジェルタイプのデメリットの塗りムラを防ぐことも出来るので、最近人気があるタイプのシェービング剤です。
オイルタイプの特徴とおすすめ商品
シェービング剤オイルタイプの特徴は、肌に優しい点です。
あまり肌が強く無い男性はオイルタイプを使うと良いでしょう。
ただし、目詰まりしやすいというデメリットがあるのでそこは注意。
T字カミソリのおすすめ3大ブランドの特徴
T字カミソリで人気のあるブランドは、【ジレット】【シック】【貝印】の3種です。
それぞれの特徴を簡単に紹介していきます。
ジレットのT字カミソリの特徴
ジレットのフュージョンシリーズはとても有名ですね。
フレックスボールが前後左右に動き、極薄の5枚刃でフェイスラインに密着、すべるような剃り心地を体感出来ます。
刃の裏にはピンポイントトリマーも装備していて、細かい配慮も嬉しいです。
シックのT字カミソリの特徴
シックのハイドロシリーズもとても有名で使っている方も多いと思います。
水に触れるとモイスチャージェルが溶け出し、なめらかな剃り心地を体感することが出来ます。
モイスチャージェルにはアロエやビタミンE、ヒアルロン酸なども配合されていて、5枚刃にプラスしてスキンガードもあるので非常に肌に優しい作りになっています。
貝印のT字カミソリの特徴
貝印のXfit(クロスフィット)も有名なT字カミソリ。
3Dヘッドが肌の凹凸にしっかりと密着して動く、そのスムーズさが最大の特徴です。
独自の日本製高品質5枚刃がしっかりと髭を捉えてくれます。
T字カミソリは消耗品、気を使うべきポイント
T字カミソリは消耗品です。
使い方や保管方法、刃の交換に気を使うことで、肌荒れやカミソリ負けのリスクを減らすことが出来ます。
下記に紹介する保管方法、刃の交換は特に気を使うべきポイントなので覚えておきましょう。
T字カミソリの保管方法
T字カミソリは湿気の多いところに保管しておくと、雑菌が繁殖してしまいます。
雑菌が繁殖したT字カミソリを使うなど、まさしく肌荒れの原因そのもの。

お風呂場には保管しないようにし、保管する際はなるべく風通しの良いところにしましょう。
また、使用後はもれなく水分が付いていますので、自然乾燥か時間があればドライヤーで乾かしてあげましょう。
T字カミソリの刃交換目安
使った回数や使い方にもよりますが、基本的に刃は10日~14日、2週間を目安に刃を交換しましょう。
長い期間同じ刃を使用していると切れ味が悪くなり、雑菌も繁殖していて肌荒れやカミソリ負けしやすくなります。
特にお金が無い男性にありがちな、数ヶ月も同じ刃を使う…という行為は非常に危険です。
肌がボロボロになり、真っ赤になって皮膚科に通ったりなんてしたらもっとお金がかかってしまうかもしれませんよ。

まとめ
T字カミソリの正しい髭の剃り方、シェービング剤の特徴、T字カミソリで気を使うべきポイントを紹介して来ました。
冒頭でも触れた通り、T字カミソリは電気シェーバーと比べてすっきりと深剃りすることが出来る反面、肌に刺激を与えやすい製品です。
しっかりとした保管方法や使用方法を守ることで、肌へのダメージを最大限抑えながら髭をすっきりと剃ることが出来ます。
肌荒れやカミソリ負けに悩んでいる男性は、是非本記事で紹介したポイントを実践して見て下さい。